主婦業、完全休業から開けて早々の孫のお守り。旅に行く前、園でおたふく風邪が流行していると聞いていたが、おたふく風邪の流行時期って?こんな寒い時だったのか?覚えが無い。暫くぶりに会う孫、右アゴの下からふっくり膨らんだ顔ーーまさにおたふく風邪、熱で真っ赤なほほ、40度に及ぶ熱「冷やしていいの?」と娘に問われるが冷やすのか?自分の子育ての頃をすっかり忘れていて、役に立たないおばあさんでした。
今日は魚屋さんで鰹のお刺身を買った。美味しそうなあんきも、ムール貝の10倍以上はあるかと思う殻付きタイラガイ、もっと珍しい、”ごっこ”という魚と目が合ってしまった。不気味な塊、顔はブルドックかな? 「アンコウ鍋ばかりではないよ
ごっこ汁も美味しいよ」と進められて1匹買った。”マグロの頭に匹敵する豊富なDHAを含む、受験生必食料理”という説明に加えて、科学的な成分分析の結果、頭が良くなる、ボケ防止にもなる!!に笑ってしまった。
此の魚、見るのも、食べるのも始めての事、「ダンゴウオ科の魚、普通100m〜200mの水深に生息する、12月から1月に産卵の為、親潮に乗って太平洋を南下、黒潮の北上に寄って北海道の惠山海岸や内浦湾海岸に多く分布する」という説明、お腹には吸盤があって、其の吸盤は堅くて食べられないが他は全部食べられる、10年位前迄は函館の市場でも見られなかった魚だという。
アンコウもそうだが
見てくれが悪いものほど旨いを信じて買った魚だが、今日は息子も、あるじも毎年定例の蕎麦を食べる会でいない。 珍しくて写真を撮っているうちに、奇妙な吸盤や深海に生息するためか?混濁した眼が恐い、下顎が出て触れた口に歯を感じこれ又恐い!−−−急激に怖さを感じて大慌てで冷蔵庫に。
はたして調理ができるのか?今度は不安感でいつぱい、魚屋さんが食べるようにしてくれると言ったのを振り切って失敗したかもと後悔に変わってしまった。