江差のお祭りは町をあげて、家族が1段となって山車に参加していた。お囃子も子供達、周りで、元気に、歌い跳ね回る子供を大人が見守り,山車には小さな子供達が乗って、疲れて眠っている、姿を見て、本当に心温まるものが有った。
お囃子の笛太鼓に会わせて聞こえて来る言葉,「一銭もらって、何するの!釣り竿かって、針かって、おかちゃのパンツを、釣り上げろ、一銭けれ!一銭けれ!」と子供達は声を揃えて歌っている。13機の山車は昼間町中を歩き、夜10時に姥神大神宮前に集結する。
私達を招待して下さった、籠屋さんを経営する、斉藤純子さんが、「ハッピを着て、でませんか」とすすめて下さった。また来たい、来年は着て、此の町の一員になりたい気がした。
大勢の男性が斉藤家の店の前に集ってきた、大きな声で歌い始めた。”きりごえ”というのだそうで、木遣り歌の様な? 歌の文句の中に、”斉藤家”の名前が歌い込まれていて、私達はそれを家の中で迎えた。