5月30日、早朝(6時30分)、月島の友人が、息子さんの運転で、迎えに来てくれた。其所から新宿西口に向う。待ち合わせの、友人夫妻の車に便乗、4人で信州に向った。
月島の友人も、私も、今回初めて運転をせず、乗せてもらっての信州行きとなった。
天気は優れずだが、1泊2日間で、またまた新しい、滅多にない、沢山の体験をした。
7月〜9月にかけての「リゾナーレ彫刻展」準備として。
5月連休中から始まった木枠作り、其の次の段階の準備として、作品とのジョイント作業、展示台にセメントの流し込み作業が今回行われた。
大きな生コンミキサー車が、石彫場に到着した。皆初めての体験、作業は木枠にセメントを流し込む。10人総出、私はカメラをかまえて−−−見とれ気味!
流し込まれたセメントの中の空気を抜く作業をするようにと、山本先生。皆、長い棒を持って上からつつき始めた。狭い所に皆、登って隣りの人と、棒や腕が触れ合い危なそう?、落ちそうになって、屋根につかまっている人も居る。それぞれが初めての事で真剣ーーー自分の作業に脇目もふらず、夢中なのだ!!
勿論私もやってみたくて、やってみた。小さな木枠に流し込まれた、ドロドロのセメント、中に棒を入れては見たが、上下に動かす事など簡単ではない、かなりの重量が有って「トントン」とは軽く、つく事ができない。
仕方なしに、こての様な道具で、表面を平らにする作業に参加−−−30個近いコンクリートの台の出来上がりは、早かった。次の日位には、コンクリートが固まって、木枠は取り外される様だ。