”白の家“に集う芸術家や、その家族、友人は東京方面からだけとは、限っていない。
今回11人の中に、伊那から、もうじき78歳になる文子お母さんが、娘さんと一緒に参加していた。もの静かな人柄。
普段は畑仕事などの傍ら、クロスワードパズルなども楽しんでいる、飼い猫がいなくなって以来、家を留守にしても良くなった。松茸狩りの話しや、鳥の鳴き声の話しなど楽しい。
松茸狩りを経験してみたいと言ったら、連れて行くけど、見つけ方は教えないよと言う。
カッコウが鳴いて、白の家を通過した時−−数人が「わ〜カッコウだ!!」と叫んだ。
お母さん「じゃあ、ホトトギスの鳴き声、知っているか?」と聞く、鳥の名前は知っていても、鳴き声も姿も知らない。
「ホッチョ、トケタカ!」と鳴くんだよと、聞いて思わず笑った。
本当にはっきり「ホッチョトケタカ」と人間が喋る様に鳴くとの事−−−聞いてみたいな〜。
其れから蝉の事、蝉は夏だけと思っていたら、春蝉がいるんだとか、田植えの頃に鳴く蝉だが、だれも姿を知っている人は、いない様だと言う。
みょうがの花は、みょうがの先についている、黄色い花、それしか知らなかったが、本当の花は赤いのだそうです。みょうがは幻の花を咲かせる植物?興味ある話しでした。
皆が仕事をしている間に、自宅から調理する迄に、下準備をして来たふきで煮物が出来上がっていた。月島の友人差し入れ、マグロのお刺身は、3卓それぞれのテーブルに、度迫力なメインディッシュとなった。フキの煮物、がんもどきの煮物、間引きした大根の葉と、まえたけの炒め物、おぼろ豆腐の奴と豪華。
朝食は男性が調理してくれた、畑のニラとたまごの組み合わせ、鯖の干物が3枚有ったとの事で、焼き鯖−−−ところが一つの干物を4等分し3×4=12の筈が此の朝は、間違いが起きて3×4=9になった日でした。
サラダ用、水菜も種が込み入っていたのか密集。青々と、とても美味しそうだな〜!!