友人の詩集”母の国” 何時も身直に置く本の一冊。何度となく登場する本です。
高田真さんの故郷の言葉にこだわりを持った詩集はフワ〜と心にとけ込んで来る。
“絵”と言う題の詩では、アメディオ・モジリアニのチケットを買って母親を博多へ。
35歳で逝ってしまった天才画家の事を知らない、モジリアニと言えないで”モジリン”と母は言った。
”最奥の村にて“の詩には画家の榧さんが、イスラマバードからスカルドの街迄飛行機ではいって其所からジープでバルトロ氷河の入口の村 アスコーレへ行って描いた、“最奥の村アスコーレの蕎麦畑”のアブラ絵の捧げる詩もある————。
詩集も絵画も係った人と共に記憶の中に刻まれていくものです。
不思議は念ずれば何とかーー!!ではないが、詩集から榧さんがバルトロ氷河に行った時の話しをしてくれた事を私も思い出していたら、郵便が届いた。”晴れのち曇り曇りのち晴れ”完成したばかりの本。
2/1今日発売の画文集。
今日の夕食の食材は雪の様に白いマイタケとブナしめじ、そして雪の様に白いとろろ芋。
トロロはマグロを添えて、山掛け、茸はちりめんキャベツと下仁田ネギと一緒に野菜炒め。
夕方から雨になり、みぞれになり、今は重たい雪が積もっている。
雪の夜景を写真に撮ると、出掛ける息子が手に雪をすくって持って来た、何と猫達が知らないから見せてあげてと言う。3匹の猫、臭いをかぎ知らん顔、三毛だけが恐る恐るなめてみたきり。
そして間もなく、夫帰宅、猫を雪の上を歩かせてあげたらと言う。3匹を代わる代わる雪の道路に、出してあげた。一歩も歩けず片前足は雪の上に着こうともしない。