永さんが他界した。
今はもうなくなった渋谷のジアン・ジアンを思い出す。
もちろん永さんばかりではなく、小劇場とあって、沢山の出演者との距離感が大好きで他の劇場より、他のライブハウスより通う回数が多かった。
当時同行した友人達、私の友人としては強烈な個性の持ち主達ばかりで、舞台と客席とのやり取りが、ハラハラドキドキ、そんな近親感のある小劇場だったが、思えば2000年ジアン・ジアンの存在がなくなる前から足が遠くなっていた。
永さんの訃報で、当時のトークや、永さんより2歳年上だった中村八大さんとのライブ、200人規模の会場でのあの一体感、懐かしい思い出がよみがえってきた。
思えば、最後に永さんのお元気な様子を窺えたのは、2013年の2月のテレビの画面からだった。
娘からプレゼントされた花図鑑、いつも持ち歩いていてどこかに置き忘れてしまった。
葉の上に並んで咲く花を見て図鑑のないのに気づく、もうボロボロ状態だった本だが、ないと気づいた途端、どこに置き忘れたか?気になるし、直ぐ知りたいことがわからない事も気になる。
この木なんの木、気になる木つい鼻歌までくちずさんでしまう。
今日は通院日だった、夫同行となる。